,

米国ミルウォーキーのセッション事情

近所のジャズセッションで何年かご一緒し、ライブにも一緒に出させてもらったテナーサックスのAさんが、昨年11月から、お仕事の関係で米国ミルウォーキーに赴任しています。 正直、ミルウォーキーと聞いて、どの辺りに位置する町だっ

教則本 棚卸 vol.21 高免さん指板本

ここのところセッションに足を運ぶ度に「基礎力」不足を痛感していました。アウトプットばかり(セッションやアドリブなど)に気を奪われて、基礎力の強化が疎かになってしまうのはマズイ傾向です。このままでは、いつまで経っても上のス
,

歌伴どうですか?❻森さんに聞く

「歌伴どうですか?」の連載も6回を迎えました。今回は海を越えて、ロサンゼルスで活躍されています森孝人(たかひと)さんに、お話をお伺いします。 森さんには、連載「達人に聞く」の初回インタビュー(2019年3月)を受けてくだ

穴場訪問❽ギター神社

明けまして、おめでとうございます。 昨年中は、取材のご協力や記事へのお立ち寄り、ありがとうございました。不定期ながら細々と続けてこれているのも、皆さまのお陰です。本年もどうぞ宜しくお願い致します。そして、皆さまにとって、
, ,

歌伴どうですか?❶矢羽さんに聞く

歌伴デュオに対しては、憧れはあるものの、自分の実力不安もあり、これまで私自身は積極的に動けていませんでした。ジャムセッションのように、ドラムやベースがいて、なんなら鍵盤もいるような編成であれば、歌伴奏も気が楽ですが(そも
, ,

横浜ジャズ❷-1 大人は大人で楽しめる町に

「地域とジャズ@横浜」をテーマにした連載。第1回は「音楽学校の集積地」と題した記事をご紹介させていただきました。https://jazzguitarnote.info/2023/05/03/yokohama-jazz-1
, ,

黒本を補う黒本

先々週に「ミステリと言う勿れ」という映画を観てきました。その中で、菅田将暉さん扮する大学生・久能整(ととのう)さんが、こんなこと言ってました。 「自分が下手だって分かる時って、目が肥えてきた時なんですよ。本当に下手な時っ
, ,

結束バンドとジャズギター

ここのところ、スキルアップのための大きな課題に取り組んでいて(永遠の繰り返し)、なかなか記事執筆に時間を割けませんでした。久しぶりのお題は「結束バンド」です。 ◾️目立たない便利グッズ 昨年、セミアコを購入しました。スト

北米でピックケースvol.13

ほぼ1年ぶりの「ピックケース」ご紹介。先月、北米研修に行っていた家族が、記事のネタにと、お土産に買ってきてくれました。なかなか気が利いてます。 カナダのお菓子メーカーBigSky(1990年にトロントにて創業)が発売して

アルバムリリース❶浅利史花さん

浅利史花さんの演奏は、何度か生で聴かせていただいているのですが、なかなかアグレッシブで、毎回、お聴きするのが楽しみな方です。今回、浅利さんがセカンドアルバムを出されるとのことで、リリースの経緯や感想をお聞きします。 それ
,

デジタル音源❸プロデューサーの思い

4回連載「デジタル音源」の3回目、テーマは「プロデューサーの思い」です。 録音や音源化の世界にも、演奏のスタイルと同様に、テクノロジーだけでない、哲学や技能が存在します。ひとつの音源に対して、評論・批評・論争が飛び交って

ストラップを選ぶ

先週、喉が痛いぞと思っていたら、インフルエンザを罹患しました。熱が下がってからも、体調が戻るのに数日かかり、未だに本調子とは言えない感じです。そして来週にかけて、ここ数年で見かけない程の記録的な寒気が入ってくるとか。私が

達人に聞く vol.22 矢羽佳祐さん

「達人に聞く」連載の第22回は矢羽佳祐さんです。連載としては7ケ月ぶり。高内HARU春彦さん・中牟礼貞則さん・竹田一彦さんと、大先輩のインタビューが続いていましたから、いったん若返っての再開となります。 実は、思うところ
, , ,

ピックガードが傷だらけ

小ネタ記事。 フルアコやセミアコの多くには、浮揚型のピックガード(フィンガーレスト)が付いています。ピックの握り方によって、その使い方も微妙に違う。私は、小指をピックガードに付けてピッキングするので、ピックガードへの依存