明けまして、おめでとうございます。
昨年中は、取材のご協力や記事へのお立ち寄り、ありがとうございました。不定期ながら細々と続けてこれているのも、皆さまのお陰です。本年もどうぞ宜しくお願い致します。そして、皆さまにとって、私にとって、本年が素晴らしいギターの年となりますよーに。
今回は、寝正月で勿体無い時間を過ごしそうな方や、年始の神だのみをしておきたい方に向けての記事とさせていただきます。
◼️最寄駅は京急線・金沢八景駅
2023年11月初旬に、横浜市立大学(YCU)金沢八景キャンパスに立ち寄る用事がありました。最寄りは京急・金沢八景駅。
近くの鳥浜や海の公園あたりには、年に何回かの頻度で訪れているのですが、金沢八景は馴染みの薄い駅。横浜からだと葉山・逗子方面への乗り換え駅でもあるけれど、降り立つ用もなく。金沢シーサイドラインの乗り換えで利用したのも、何年前のことだったか。
◼️念願のスポットに
そんな金沢八景駅ですが、降りる機会があったら、是非、行ってみようと思っていた場所がありました。それは、駅から徒歩5分の琵琶島神社です。
なぜ琵琶島なのか?、その理由は航空写真を確認すると分かります。
(出典:国土地理院)
画面中央、湾奥に浮かぶ琵琶状(ギター状)の場所が琵琶島神社です。私は以前から「ギター神社」と呼び、訪問したいと思っていました。ギター神社は、境内(ボディ)と参道(ネック)で構成されています。
◼️参道と境内
陸側から境内奥、社殿側(海方向)を望む。
境内奥に建てられた社殿。気のせいか、この周辺だけ、何か妖気のようなものが? 雲の様子も、潮のかおりも、ウミカモメの顔つきも、神々しい雰囲気を醸しています。
海(社殿:ボディ)側から陸(参道:ネック)側を望む。奥に見えている、こんもりとした鎮守の杜は瀬戸神社。
内陸横から、湾に浮かぶ琵琶島を望む(高架やビルに囲まれて)
国道16号を挟んだ内陸側、参道の先に見えていたのは、本殿の瀬戸神社。↓写真の空に掛かる黒い部分は金沢シーサイドラインの高架。国道に面し、ビルに囲まれ、景勝地らしい風情はなく。https://www.setojinja.or.jp/
◼️ギターの神様?弁財天
境内には、弁財天の像があります。
貧困を救い財物を与える天女で,七福神の一人。 琵琶を持ち,音楽・弁才・財福・知恵の徳があるとされています。お足元には、全国から詣出にきたジャズギタリストが、お賽銭を納めていました。弁財天さま、私にも音楽の徳を分けてください。
◼️名称「金沢八景」の由来
琵琶島神社の入り口に案内が立っていました。
金沢八景とは、洲崎、野島、瀬戸、平潟、小泉、内川、乙舳(おっとも)、称名寺の8勝景を指すそう。江戸時代に能見堂(金沢区)を訪れた中国の僧・心越(しんえつ)が、そこから見下ろす金沢の眺望を題材に漢詩を詠んだことが起源だそうで。
ここ琵琶島神社の周囲は、金沢シーサイドラインの高架がそびえ立ち、マンションなども建て込んで、今や景勝地とは程遠い感じ。ただ琵琶島の先から海を眺めると、入江の奥に位置していることもあって、ゆるりとした時間が流れていました。
◼️最後に(編集者から)
今回はリアル寄り道スポット「琵琶島神社(ギター神社)」のご紹介でした。ご近所に行かれる機会がありましたら、ご利益を授かりに、1年の誓いを立てに、詣でてみては如何でしょうか。
本年2024年も、どうぞ宜しくお願い致します。
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