A=440というギタリストの盲信?

ジャズセッションではA=441Hzを指定されることが多いかと思います。むしろ指摘がない場合の方が多く、暗黙の了解でA=441Hzになっているお店が殆どかもしれません。

これは音が華やかに聞こえるという理由から、日本のジャズバーやレコーディングスタジオに置いてあるアコースティックピアノが441Hzで調律されていることが背景にあります。クラシックや吹奏楽の標準ピッチはA=442Hzなので、管楽器奏者が多く参加するセッションなどでは、これに合わせることもあります(私は過去に1回だけ)。

余談ながら、一般的な練習スタジオの生ピアノは、日本の音楽シーンの主流に合わせて442Hzで調律されているケースが多いようです。これは管楽器やストリングス(バイオリンなど)が合流するアンサンブルでも、442Hzが標準とされているため。一方で、本格的なレコーディングスタジオの生ピアノは主にA=441Hzで調律されています。これは、世界標準の440Hzで録りたいアーティストと日本主流の442Hzで録りたいアーティストのどちらが来ても1Hzの変更(微調整)だけで対応できるように、スタジオ側があいだを取って441Hzに固定しているという、日本特有の合理的な理由によるものだそうです。

◼️出番入れ換えのないセッションでペダルチューナー

多くのギタリストは、ジャズセッションにてクリップチューナーを使っているかと思います。私も同様にクリップチューナーを使っているのですが、出番の入れ換えがないセッションでは、ペダルチューナーを含むペダルキット+セミアコを持ち込みます。

セミアコ用キット(このケースに収まる条件で入れ替える)

・クリーンブースター:Xotic RC Booster Classic
amazon https://link.amazon/B02ER13wd

・リバーブ:FLAMMA REVERB FC02
https://link.amazon/B02g4nQCf

・ペダルチューナー:Sonic Research ST-300
https://allaccess.co.jp/company/information_20230810.php

・パワーサプライ:VITAL AUDIO POWER CARRIER VA-05 MKII
https://link.amazon/B09tqLhd9

・ガジェットポーチ セミハード:サンワダイレクト200-BAGIN014BK
amazon https://link.amazon/B02E58bwR

◼️ミニサイズのペダルチューナーに注意

少し前に「ペダルキットをもっと軽くしたい」と言う理由で、ペダルチューナーを標準サイズのSonic Research ST-300から、ミニサイズのTC ELECTRONIC(PolyTune3 noir)に差し替えました。

で、セッションに持ち込むにあたり、TC ELECTRONICミニサイズペダルチューナーを、A=440からA=441に変更しておこうと、メーカーのHPにあったマニュアルを調べてみてビックリ。

なんとTC ELECTRONICミニペダルは、ピッチがA=440に固定されていて変更できないことが判明(ミニでなく標準サイズならば変更可能)。TC ELECTRONICチューナーの使いやすさは実証済みだったので、ろくに仕様の確認せず、サイズだけで購入してしまったことを深く反省。結局、Sonic Research(通常サイズ)に戻しました。

◼️最後に(編集者から)

巷でSonic Researchのペダルチューナーをすっかり見かけなくなってしまいました(Sound Houseでは販売終了)。半導体不足で輸入が困難になったことが原因のよう。残念。そしてTC ELECTRONICさん、A=440-443くらいの幅でキャリブレーション可能なミニペダルの検討、宜しくお願いします(流石に日本語じゃあ届かないか)。そんな訳で今回はペダルがらみの小ネタ記事でした。

(ご案内)xにて記事の新着をお知らせしています。https://x.com/jazzguitarnote

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