クリーンブースター❶太い音を作る

各社から様々なクリーンブースターが出ていて、WEBやYoutubeで特集記事も見かけますね。やや効果が分かりにくく、ギターリストが陥りやすい機材フェチの一面があることも否定しませんが、クリーントーンだから気になるんです。音のハリ、太さ、粒ぞろい、ピッキングニュアンスとかとか。
ギターの直後に挟み、常にONにしておいて、インピーダンスを下げるバッファーとして使っている方もいらっしゃいます。

クリーンブースターだけでなんとかなる話ではありませんが、私の場合、アドリブ時の「太さ」は大切で、フレーズにも精神的な影響が出ます。音に「太さ」があれば、一音一音を丁寧に出すようになり、音数も減り、音の間を生かしたくなる。逆に「太さ」的に頼りないと、無意識な「不安」へと繋がり、手数や手グセで埋めがちになり、ロクな結果にならない。上手な方は、そんなことで影響されないと思いますが、ギリギリで弾いている私のような初心者には重要です。

余談ながら、サウンドハウスで「クリーンブースター」を検索したら、なんと101件。定番ギターアンプならスタジオに揃っていて比較しやすいですが、ペダル(エフェクター)類はそうもいきません。店頭、知人、WEB、Youtubeが頼りです。楽器店や音楽スタジオで、メーカーと提携し安価にて様々なペダルを試奏できるサービスを始めたら、商売になるのでは?と思っているのですが。。

下記に私が所有しているクリーンブースターを載せますが、今となっては懐かしい部類に入りそう。

■Xotic 「RC booster」
写真は古い型になります。MXR「micro amp」などと並んで定番とされているペダルかと思います。LEVEL/GAIN/TREBLE/BASSが調整でき、オーバードライブ気味な音も出ます。
http://xotic.jp/effects/rcbv2/
(SoundHouse ¥18,900 2019/01/27)

オーバードライブやギターアンプのGAINを絞り、クリーンブースター的に使う方も多いようで、私自身、もっと色々なギターとアンプとブースターの組み合わせ、試したいです。

(追記)フルアコ使用時はクリーンブースターを噛ませていません。フルアコは、アンプとの組み合わせだけで、ソリッドには到底真似できないような豊かで太い音が出るから。クリーンブースターを挟めば、さらに気持ち良さ増量なのですが、シンプルで済むなら済ませたい。アンプのセッティングを失敗しなければ、ほぼフルアコは直結で大丈夫。

(追記)現在はovaltoneのfountainをクリーンブースター的に使っています。

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One comment to “クリーンブースター❶太い音を作る”
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