ノイズ考 vol.2 ペダル(エフェクタ)

ペダル(エフェクター)とノイズ。
個々のペダル(エフェクター)のノイズについては、比較評論できるだけの知見がないので、ココでは広く浅く備忘録を残しておきます。
■ 早めにバッファード・ペダルを通す
多くのギターはノイズを拾いやすいハイインピーダンスという状態で出力されます。そして、オン状態の何らかのペダルを通れば、そこでローインピーダンスという状態に変換されます。トゥルーバイパス(エフェクターオフ時にエフェクト回路を通らず出力される)のペダルは、ペダルがオフの場合、余計な音の加工がされないメリットはありながら、ハイインピーダンスで入ってくればハイのまま、アウトすることになります。つまりノイズのリスクを抱えたまま音が出て行く訳です。ペダルの選択や接続順序には、こうしたことを配慮する必要があります。
複数のペダルを組み込む場合は、早めにバッファーの組み込まれたペダルを組み込れて、ハイからローにインピーダンスを変換するのが常道です。私は普段、クリーンブースターを入れっぱなしにします。

xotic「RC booster」


(補記)アクティブピックアップを搭載しているギター(≒9V電池を入れる)は、ギターの中でインピーダンスがハイからローに変換されているので心配無用です。
■ペダルによってはトゥルーバイパスを選ぶ
最近、中華ワウペダルの購入を検討しました。元々持っていた「●ry ●aby」の重さ1.65kgに対して、中華ペダルは重さ340g。持っているのにわざわざ増し買いするのも癪だったのですが、重さ1/5で値段2/3。最大の懸念だったノイズも許容範囲だったのでポチッてしまいました。

HOTONE「VOW PRESS」


そんな話はさておき、ペダルによっては、オフっていても、ノイズが乗ったり、望まない形で音に色がついてしまいます。こうした悪影響を極力抑えようと、オフした時に回路を通さず、入ったまま出す機能(=トゥルーバイバス)を売りにしたペダルが増えています。前述の中華ワウには操作しやすいトゥルーバイバススイッチが付いていて、それが購入に至った理由の1つでした。
■怪しいペダルは、楽器屋さんか知り合いに借りて試奏する
上記のワウペダルは、ご近所でギター講師をされている松島さんにお借りして事前検証しました。正直なところ、中華製ゆえ現物確認なしでは怖くて買えませんでした。
もっぱらネット購入が増えている昨今ですが、楽器類に関しては、やっぱり試奏が必要かと思います。
■ペダルチューナーを活用し、一発で出音(=ノイズ)を遮断
どんなに対策をとっていても、完全にノイズは無くせないもの。しかし演奏中は出音に隠れて、ノイズは殆ど気になりません。ノイズが目立つのは、やっぱり曲間です。曲間、つまり演奏していない時のノイズを抑えることは、とても簡単で有効な手段となります。
私はペダルやボード持ち込み可能な場合、必ずと言っていいほどペダルチューナーを活用し、1発踏み込みでオフれる形にしてあります。ペダルボードにはボリュームペダルも組み入れてありますが、あくまでもボリュームの調整用。ペダルチューナーは、曲中・曲間に関わらず、一発で出音をオフり、音出しせずに(=ノイズ出さずに)チューニングできて便利ですよ。何よりクリップ型より確実に精度が高い。オススメです。

SonicResearch「ST-300」


【ギターセッション等、アンプ直結の場合】
奏者が交代するジャズのセッションで、アンプに直結する場合は、ギター側のツマミで、ボリュームを落とすしかありません。この場合、ギターからの出力も切ることになるので、チューナーはクリップ型のものしか使えません。また弦に手を触れて、人体アースをとってノイズを防ぐのも有効です。
 
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