教則本 棚卸 vol.4 水野正敏さん 本番力強化本

超亀足ながら、私のギター演奏力も上がってきているように思うのですが、今だにジャズセッションにはタメライがあります。

初見だったりテンポが限界値を越えると、オタマジャクシ読めず、コードチェンジに追いつけず、終いにはロストしちゃう。ボヤッとしてると、譜割りが曖昧になって(=リズム崩してしまう)、まるでジャズじゃない。圧倒的な自分の力不足。

さらには「現代的な曲(調性あいまい、頻繁なコードチェンジ)じゃないとツマラないんだよね」「こんなテンポじゃあ、かったるいよ」「レベル低いのに当たっちゃったなあ」なんて先輩諸氏の無言の圧力、場の空気。

「あー来るんじゃなかった。早く帰りたい」なんて思ったこと、一度や二度じゃないんですよね。

クソーと思って、録音聞いて課題を認識して、よし行くぞーなんて再奮起して、参加してみたら、また玉砕して。なんてことの繰り返し。それでようやく少しづつギターが上手くなっている気がするから仕方ない。もっともっと自由に弾けるようになりたいなあ。

まあ、そんな話はさておいて。今回は聞くに聞けない「ジャズセッション」のコトを教えてくれる教則本です。

「ジャズ・セッションのルールブック」
水野正敏著、シンコーミュージックエンターテイメント(2015)、税込¥2,160-

■目次

第1編 ジャズ・セッションとは
(1)セッション全体のルール
– 全体の構成と部分ごとのルール
– リズム形式ごとのルール
(2)構成部分の解説
– カウント方法
– イントロ方法
– 最初のテーマ(ピックアップまで)
– アドリブ
– 最後のテーマ
– エンディング方法
– 合図の方法
– 編成による全体のルール変化

第2編 曲別ルール
(1)定番曲
– ブルース
– 循環バップ(Oleo)
(2)イントロがない曲
– 枯葉(アウフタクトあり)
– Milestones(アウフタクトなし)
(3)決まったイントロがある曲
– All the Things You Are
– On Green Dolphin Street
(4)ボサノバの定番曲
– The Girl from Ipanema

目次を見ただけで、買いたくなった方、いらっしゃるのでは?

セッションで、不安だったコト、今だに分からないコト、沢山あります。「Aは440?442?441?でもなんか聞いちゃダメな雰囲気」「イントロで、チャンとテンポやアタマを伝えられるかなあ」「アドリブって何コーラスぐらいが適当?」「エンディングって、誰が、どうやって決めるの? 擦り合わせもしないで、どうして合わせられるの?」「譜面にも書いてないし、定番エンディングフレーズって、何弾いてるの?」とかとか。

学生の時からジャズ研に入っていたりすれば、先輩が手取り足取り教えてくれたりもしたのでしょうが、大人になってからのジャズセッションデビューは辛いもの。この本を読むと、私と同じ遅スタートの貴方も、少しだけセッションの敷居を下げることが出来ます。

余談ながら、最近、ブログ執筆やセッションを控えて、基礎練に時間を割いていました。ドレミーとかドミソーとか。創造的な練習ではないので、工夫しないと、集中力を保てません。でも、小手先のテクや凝ったフレーズ覚えるよりも、足腰を鍛えると良いフレーズを引き出しやすくなることが、改めて分かってきたんです。今更ですけど。

さらに最低限の現場対応力に自信が持てるようになると、落ち着いて演奏に向かえる。それがとても大事で、どこかに不安を抱えての演奏は、モロに結果に出てしまう。何事も足腰ですね。

さて、またセッションに行ってクソーと注入しないといけない頃なので、この本も読み返しておこうっと。

 

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One comment to “教則本 棚卸 vol.4 水野正敏さん 本番力強化本”
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