パリ修道院とピックケース VOL.14

今回は由緒正しいフランスの菓子缶です。ピックケース連載のなかでも最高値。家族が雑貨屋で発見し、買ってきてくれました。

380年以上前に作られたパリ最古の飴

380年以上前に作られたパリ最古の飴、シュクル・ドルジュ。ルイ13世(国王在位1610-1643)・14世(国王在位1643-1715)の時代、 1638年にパリ郊外にあるシュクル ドルジュ モレ修道院にて、門外不出の製法で作られたとされています。シュクル(Shukr)とは、アラビア語で「感謝」の意。大麦糖のカラメルに、柑橘のベルガモットのエッセンスを入れて作られているそうで、じんわりと甘みがくる、懐かしい味のキャンディです。

「シュクル・ドルジュ モレ修道院の大麦キャンディ」
・内容:24g(12~13粒)、 1粒は約 1.9cm×1.3cm
・缶:直径4.2cm×H3.0cm
・原産国:フランス
・原材料:砂糖、大麦抽出液、微粒二酸化ケイ素
・価格:¥1,188-(2023/11/03、DEAN&DELUCA)

■かつてない神がかったデザイン

缶の表蓋に描かれた天使は「ノートルダムの天使」と呼ばれた修道女たち。缶の裏側には、画家リュサージュ氏によって描かれた風景がデザインされています。ピックを入れておくと、神のご加護を受けて、演奏技術にも好影響があるに違いありません。

最後に(編集者から)

今回、ひょんなことからフランスと繋がったので、次回、マヌーシュジャズについて、取り上げてみたいと思います。宜しかったら、お立ち寄りください。

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