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菊地さん こだわりのフルアコ

昨年2022年の夏、「名工に聞く」の連載で、オカダ・インターナショナルさんを訪問し、ご紹介させていただきました。 先月、オカダ・インターナショナルでギター部門の責任者、菊地嘉幸(きくち よしゆき)さんから、新しいフルアコ
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教則本棚卸vol.19 石村順さん リズム感向上

長年抱えている重要課題のひとつがリズムです。 例えばアドリブ。本人はレイドバックのつもりが、ただのダサいフレーズに。カッコ悪すぎる。改善を試みるも、なかなかクセが抜けない。 例えば伴奏。ウォーキングベースにパッシングコー
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デジタル音源❸プロデューサーの思い

4回連載「デジタル音源」の3回目、テーマは「プロデューサーの思い」です。 録音や音源化の世界にも、演奏のスタイルと同様に、テクノロジーだけでない、哲学や技能が存在します。ひとつの音源に対して、評論・批評・論争が飛び交って

達人に聞く vol.22 矢羽佳祐さん

「達人に聞く」連載の第22回は矢羽佳祐さんです。連載としては7ケ月ぶり。高内HARU春彦さん・中牟礼貞則さん・竹田一彦さんと、大先輩のインタビューが続いていましたから、いったん若返っての再開となります。 実は、思うところ
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名工に聞く vol.2 オカダ・インターナショナル

前回、小規模ライブでハウリング対応に困った記事を書きました。これまでストラトとフルアコを場面で使い分けることで、セミアコには手を出さないまま過ごしてきたのですが、いよいよ潮時のようです。腹をくくり、自分に合ったセミアコを
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個性を磨く❶-1
井上智さん×高免信喜さん

「個性を磨く」「自分らしさ」をテーマにした、ギタリストお二人による対談企画。個人的にも興味深いテーマです。もしかすると連載に育つかもしれませんが、ゆるりと始めてみます。 今回、井上智(さとし)さんと高免信喜(たかめんのぶ
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京都とジャズ❹生演奏で繋がる

高校生のとき、しばし京都の大学を目指していた時期がありました。大学での音楽活動に夢馳せながら、独り京都に足を運んだりもして。その後、現実を知るにつれ、希望校には入れないことが分かり断念。結局、首都圏にある大学に入り、その

いまさら?ヤフオク初出品

コロナ感染者数の高値更新状態が続いています。年末にかけて予定していた食事会や地方行脚も、軒並み延期になりました。コロナにかかってしまうと、公私に渡って面倒なことになるので、慎重にならざるをえません。 前置きはさておき。

弦楽器 研究者を訪ねた

先日、自由ヶ丘ヴァイオリンの横田直己さんを訪ねました。横田さんは、本職でヴァイオリンやチェロの販売・修理をなさっていて、長きに渡り「弦楽器の響き(音色)」に取り組まれている、知る人ぞ知る研究者です。 私は、20年くらい前

穴場紹介❸石巻サルコヤ楽器店

今日は3月11日。2011年から9年が経ちました。 ご縁があって、毎年、石巻に足を運んでいます。「とりあえずやってみよう大学」という、石巻の人たちと立ち上げた大マジメな事業も進行中です。 9年の間に、街も様変わりしました

国産杉をギター材に使う?

先週、お仕事で、奈良県の吉野に行ってきたんです。 吉野には日本が世界に誇る、世界最古クラスの人工林があって、樹齢200年以上を含む杉の巨木が立ち並んでいます。 巨木の森と言えば、富士山の大沢崩れの横尾根でも見たことがあり