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米国ミルウォーキーのセッション事情

近所のジャズセッションで何年かご一緒し、ライブにも一緒に出させてもらったテナーサックスのAさんが、昨年11月から、お仕事の関係で米国ミルウォーキーに赴任しています。 正直、ミルウォーキーと聞いて、どの辺りに位置する町だっ

教則本 棚卸 vol.21 高免さん指板本

ここのところセッションに足を運ぶ度に「基礎力」不足を痛感していました。アウトプットばかり(セッションやアドリブなど)に気を奪われて、基礎力の強化が疎かになってしまうのはマズイ傾向です。このままでは、いつまで経っても上のス
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歌伴どうですか?❺佐津間さんに聞く

歌伴デュオをテーマにした連載の第5弾です。今回は、歌伴デュオの基礎となる「ソロギター」について掘ってみます。ここまで取材させて頂いた皆さんが「ソロギターあっての歌伴デュオである」と仰っています。やたらと高く立ちはだかる、
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歌伴どうですか?❹山田さんに聞く

2022年の猛暑の日、竹田一彦さんのライブを聴きに神戸に行ってきました。竹田さんをナマで拝める貴重な機会だったので、入れ替え制の2ライブを観覧することに。2回のライブの間、客の入れ替え時間に、ダッシュ(ホールから徒歩15
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教則本棚卸vol.19 石村順さん リズム感向上

長年抱えている重要課題のひとつがリズムです。 例えばアドリブ。本人はレイドバックのつもりが、ただのダサいフレーズに。カッコ悪すぎる。改善を試みるも、なかなかクセが抜けない。 例えば伴奏。ウォーキングベースにパッシングコー
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歌伴どうですか?❶矢羽さんに聞く

歌伴デュオに対しては、憧れはあるものの、自分の実力不安もあり、これまで私自身は積極的に動けていませんでした。ジャムセッションのように、ドラムやベースがいて、なんなら鍵盤もいるような編成であれば、歌伴奏も気が楽ですが(そも
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黒本を補う黒本

先々週に「ミステリと言う勿れ」という映画を観てきました。その中で、菅田将暉さん扮する大学生・久能整(ととのう)さんが、こんなこと言ってました。 「自分が下手だって分かる時って、目が肥えてきた時なんですよ。本当に下手な時っ
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横浜関内❶音楽学校の集積地

この寄り道ノートでは「地域とジャズ」という記事カテゴリを設定しています。これまで「京都」「鎌倉/逗子/葉山」の2エリアを取材してきました。いよいよ地元である「横浜(関内)」エリアの連載を始めます。 既に世の中に、横浜のジ

アルバムリリース❶浅利史花さん

浅利史花さんの演奏は、何度か生で聴かせていただいているのですが、なかなかアグレッシブで、毎回、お聴きするのが楽しみな方です。今回、浅利さんがセカンドアルバムを出されるとのことで、リリースの経緯や感想をお聞きします。 それ

個性を磨く❸竹田一彦さん

今年は、平年より遅く入って早く明けるという、短い梅雨となりました。その影響もあってか暑さも尋常でなく、私が住んでいる横浜では、6月としては記録史上最高の気温を観測したそうです。そんな猛暑のなか7月2日に、神戸まで出掛けて
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京都とジャズ❶学生時代を過ごす

年末に友人の見舞いで関西に行く機会があり、京都の音楽シーンに関わる方々に、お話をお伺いすることができました。今回から数回に分けて「京都とジャズ」をテーマに、その内容をご紹介してゆきます。第一弾は「学生時代を京都で過ごす」
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やっぱり気になるNYジャズ❷

ニューヨークジャズのいまについて、現地で20年間、活躍されてこられたジャズギタリスト高免信喜さんに、お話を聞く連載。今回は後編になります。後編は「ひと」をテーマにお聞きしてゆきます。 ■ニューヨークに行くなら必聴の、お勧