iPadとジャズギター vol.3 VHS教材がiPadで甦る

動画の視聴環境がデジタル化し、ホント便利になりました。

・ネットで簡単に、教材コンテンツをDL購入できる
・YouTubeで世界中の無数の素材にアクセスできる
・教材ビデオなど、ソフトパッケージの収納場所に困ることもない
・iPadなど再生機器の持ち運びが可能、再生場所を選ばない
・VHS再生のように、物理的な早送り・巻き戻しが不要で時間短縮
・テープの劣化で支障が生じるリスクなし

隔世の感がありますね。

◼️お世話になった教則ビデオ

デジタル化が進む一方で、VHSビデオ教材を見直すことが無くなりました。

購入当時は通信環境もネットコンテンツも充実していなかったので、VHSビデオ教材は貴重な情報源だったんです。今以上に懐が寂しい時に、ちょっとずつ迷いながら買い足していったものなので、愛着もあり、簡単に処分するのも憚られてしまいます。

◼️教材は噛めば噛むほど美味しい

ギターの上達に合わせて、私たちの視点や課題も変化します。過去にお世話になった教材は、時が経って改めて見返すと、今の自分に役立つ、新しい教えやヒントが必ず埋もれています。VHSビデオ教材も例外ではありません。特に動画の場合は、講義内容以外の部分にも(例えば、どんな弾き方してるかなど)、紙教材以上に新しい発見があるかもしれません。

巷には、VHSビデオをデジタル変換してくれる有料サービス(ネットやショップ)があるのですが、変換費用だけで元のビデオ価格より高かったり、ネットで新たにコンテンツを探したほうが早かったりして、あまり使い勝手が良いとは言えません。そんな訳で、何本もの古いビデオ教材を眠らせていました。

◼️サンワダイレクトさんの画期的ツール

今回、サンワダイレクトさんから、実験機材として、VHS教材をデジタル化して蘇らせてくれるツール、「ビデオキャプチャー」のご提供をいただいたのでレポートします。

SANWA DIRECTビデオキャプチャー 400-MEDI029
https://direct.sanwa.co.jp/ItemPage/400-MEDI029N

amazon https://amzn.to/4ulMCrb

■布川俊樹さんの教材で実験
その昔、ビデオ教材でかなりお世話になった布川俊樹さんのVHS教材でテストしてみることにします。
(参考)https://jazzguitarnote.info/2019/07/05/toshiki-nunokawa/


ビデオキャプチャー400-MEDI029で、VHS → MPEG4に変換する手順は下記の通り。操作はいたって簡単でした。

(1)設定画面で、時刻などの基本情報を入力
(2)VHSビデオデッキに接続
(3)USBメモリをセット
(4)デッキでVHSビデオを再生開始、キャプチャーの録画ボタンを押す
(5)デッキのVHS再生が終わったら、キャプチャーの録画を停止
(6)USBメモリを取り外す


難点を言えば、ビデオデッキの再生時間に依存するため、録画時間の短縮ができないこと。デジタルのようにデータコピーできないので、デッキでVHSを再生させながら、じっくり録るしかありません。こればかりは仕方ないか。。

◼️録った録画を確認

パソコンで録画状態を確認します。


バッチリ映像も音声も録れてます(布川さん、若いなあ)。

◼️動画データをYouTubeにアップ(必ず「非公開」設定に)

動画データは30分で1G程度です。これをiPadやストレージに収めてしまうと、あっという間に容量いっぱいになってしまいます。そこでオススメなのがYouTubeを動画ストック場所として活用すること。

YouTubeのサイズ制限は128Gもしくは12時間以内となっています(初めての利用では15分の制限解除操作が必要)。教則ビデオは長くて60分程度でしょうから、容量制限で心配することはなし。この便利さで料金掛からず利用出来るのは素晴らしい。アップロードする作業はいたって簡単、所要時間もアッという間です。ココがデジタルの素晴らしいところ。

なお、アップロードする際に、絶対に守らなければならなのは「非公開」「個人利用に限定」に設定することです。あくまでも自分が購入した商品を、自ら楽しむことに限定した利用です。音楽を嗜む身として、著作権の管理はキチンとしておきたいですね。

◼️最後に(編集者から)

ビデオキャプチャー400-MEDI029で取り込んだ動画を、自分だけ閲覧できる設定とし、お風呂にiPadを持ち込んでYouTube再生してみました。

心配していた画質ですが、iPadで観ると、テレビ(42インチ)より画面が小さい分、むしろキレイに見えます。音質は教則ビデオとしては(楽曲鑑賞ではないので)、十分に合格点でしょう。

これで暫くは、長風呂コンテンツに困ることはないはず。楽しみが増えました。一度にキャプチャーできないので、時間ある時に、ゆるゆるコツコツと在庫ビデオを取り込んでいくことにします。

ご自宅に教材ビデオが眠っている方、デジタルへの取り込みをご検討してみては如何でしょうか。

(参考)SANWA DIRECTビデオキャプチャー 400-MEDI029仕様
https://direct.sanwa.co.jp/ItemPage/400-MEDI029

・約160×D73.5×H25mm(突起物除く)
・約160g(本体のみ)
・入力:S端子(ミニDIN4pin)、RCA映像+音声端子(L/R)
・出力: USB2.0、SDメモリーカード、HDMI
・液晶画面:3.5型
・対応入力解像度:720×480(480i)
・対応出力解像度:1280×720(720p)
・フレームレート:60fps
・サンプリング周波数:48kHz
・記録方式:MP4、8GB=約4.5H
・¥14,800(税込、送料込)2020/01/25現在

amazon https://amzn.to/4ulMCrb


4 comments to “iPadとジャズギター vol.3 VHS教材がiPadで甦る”
  1. VHSですのでコピーガードがありますが、画像安定装置なしでコピー出来るのでしょうか。

    • 読んでいただいて、ありがとうございます。
      今回、ご報告した教材では、特に支障なくコピーすることが出来ました。ただ技術的なことは良く分からないので、詳しいことはメーカーにお問い合わせいただけますでしょうか。
      なお、ご存知かと思いますが、著作権法では、著作物に関しては、私的利用で、家庭内においてバックアップ目的などで本人がコピーする行為は許しているのですが、他人のためにコピーしたり、他人がコピーすることは禁じられているようです。本機器の利用に際しても留意が必要ですね。

  2. ご無沙汰しています。
    いい情報をありがとうございます。
    メーカーで品切れのようですが、早速予約しました。また例のセミナーでお会いできたらいいですね。

    • ご無沙汰しています。読んでくださって、ありがとうございます。実践的に曲を掘り下げてくれるらしい「ワークショップ」への参加を目論んでいるのですが、なかなか日程が合わなくて。また情報交換させてくださいませー

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