iPadとジャズギター vol.2 データ管理

ジャズギター習得にあたり、多くの方が「データ管理」をします。もちろん目的は、整理のためでなく、データを活用するためです。 iPadは、その補助ツールとして重宝します。 

少し前までは、私も含めてほとんどの方が「紙」での整理でした。昨今はデジタルと紙の併用が定番。デジタルになった分、仕分けとインデックス付けを丁寧にやれば、アナログより検索・活用が遥かに便利です。また音声や動画など、多様で大量のデータが扱えます。

一方で、データ量が膨大となり、個々のデータの扱いがぞんざいとなって血や肉となりにくい、という弊害もあります(実体験)。また紙のほうが、何故か頭に入ってくる感じがある。

そんな事情を踏まえ、今回はジャズギタリストのデータ管理に触れたいと思います。

 

■楽曲聴くのはwifi環境下で

私の場合、 CDから取り込んだmp3と、iTunesやamazon primeからのDLファイルが、最もiPadの容量を喰ってました。PrimeMusicのDLデータだけで数GBです。

でも考えてみれば、前ほど通勤電車で音楽を聴いていない。通勤電車中は、机に向かったり会議している時よりも、考えごとやアイデア出しに向いている時間で貴重なんです。

で、音楽聴くのは、風呂やリビングなど、wifi環境の整った、落ち着ける時間と場所が中心。外出用にDL音源を聴く必要あるのは、ライブ本番前など、追い込まれた時くらいかな。落としておけば何かと便利。は妄想でした。

私の場合は極端にしても、サブスク充実のいま、DLの必要性は疑ってかかったほうが良さそう。わざわざDLせずとも、6500万曲が聴き放題。便利な世の中になりました。

 

■ リハやセッションの収録音源はiPadで一元管理

レッスンやリハーサル、またセッションやライブの演奏を録音し、反省材料とすることは、進化にとって有効です。

かつてリニアPCMハイレゾレコーダー(録音機器)の導入を真剣に検討したことがあります。「データを移す手間が面倒で、録っても聴かないことになるはず」と思い留まり、現状は「iPadで録って、iPadに収め、iPadで確認する(聴く)」スタイルにしています。

最近、iPhoneとBlueToothで同期してくれるレコーダーが出ているので、以前より実用的なのかもしれません(チャンスあればリポートします)。

ちなみにiPadマイクの性能限界で、リハ部屋などで大音量録音すると、十中八九の割合で音割れします。が、演奏確認用なので音質より機能重視。便利ですよ、iPadだけの一元管理。

なおiPadなら、お風呂でも確認が可能です(超便利)。

 

■動画ファイルはYouTubeにUP

「動画」はYouTubeをストレージ代わりに使うことで、iPadにはデータを貯めないようにしています。

iPad導入初期の頃、レッスンで収録した動画などを、iPadに貯めていました。必然的に、個々のファイルサイズが大き過ぎて、あっという間に容量が埋まってしまいまして。

映像は殆どの場合、「非公開」設定します。映像にも著作権が存在するので、ご注意を。

余談ながらDVDが付録についている教則本がありますが、とても使い勝手が悪い。パスワード付きでオンラインで(=iPadで)観れるようにするとか、出版社も工夫して欲しいなあ。本単価も下げられるはずなのに。

 

■五線譜は丁寧に分類格納

少なくともジャズにおいては、五線譜が読めたほうが便利です。私は苦手意識があり、いまだにマトモに読めませんが、タドタドしながらも、五線譜に向き合うようにしてます。

楽曲やフレーズメモなどの五線譜資料(画像/PDF)は、データーサーバーに格納しています。データーサーバーを使うのは、どの端末からもアクセスできるようにするため。複数端末からのアクセスが無ければ、画像は大した容量じゃないので、 iPadに収納でOK。

また、カメラで譜面を撮影した画像だと、焦点が甘く、文字やオタマジャクシが読みにくいコトになってしまいがちなので、基本はスキャナーを使って取り込みます。

サーバー内は箱を分け、曲やテーマ(解決とかLydb7とか)ごとに格納、後でアクセスしやすいようにしています。ジャズギター習得は、行ったり戻ったりして進んでいくもの。昔の資料が後々に見返すと意味が分かってくるようなこともあるんですよね。

 

■教則本は重要な箇所だけ写メする

大事だなと思うところはスキャニングしたり、写真に収めたりしてストックします。

ただ、撮影しただけで満足してしまい、全く身になってない事もありがちな現象。紙ノートに書き写したり、弾き込んだり、取り込む努力を怠らぬよう注意。

 

■テキストデータこそ最重要、アプリも複数使用

検索しやすい形として、気づいたコトや機材・楽曲などの備忘録は、テキストデータにしておきます。容量も気にしないですみます。

テキストデータは、自分の気づきやアイデアが源泉。他人のデータをマンマ取り込むのとは大きな違いがあります。ある意味、このテキストデータが一番大事なんじゃないかな。アプリも用途によって使い分けているので、詳しくは別の記事で。

 

■スケジュールと日記

スタジオ個人練習、リハ、セッション、ライブ参戦。スケジュールに書き込むことで、モチベーションアップの効果があります。またギター練習に特化した日記もオススメ。是非、お試しください。

ギター日記をつける

 

■iPadの容量は64G以上がオススメ

iPadを購入する際、容量の決定は少々悩みます。お財布が許すなら、たくさん容量があるに越したことはない。容量によってデバイス価格もキッチリ上がっていくので、無駄のないようにしたいところ。

データも塵も積もれば結構な容量になるのですが、外部サーバーを活用することで、iPad自体は64GBもあれば事足りるな、というのが私の実感です。なおデバイス間の共有をしたいので、iCloudは余裕を持たせて、50G(有償)に増量しています。

 

■その他

・耳コピや書き譜をする時、MacBookのアプリGuitarProにフレーズを打ち込み、音程や譜割にミスが無いかを検証しています。iPadアプリは入力できないので(閲覧と発音しかできない)使ってません。

・進化を望むは教則本のデジタル販売。従来の小売流通を守る、著作権がらみの懸念、レイアウト上の制約など、色々事情はあるとは思います。しかし出版業界もそろそろ思い切った舵取りしないとねー。デジタル出版にあたっては、是非、Web検索から本内のワードや画像が検索ができる形にして欲しいな。

 

■終わりに

そんなことでiPad第2弾はデータ管理についてでした。ハマり過ぎると整理病にかかってギター習得の妨げとなる恐れがあります。私も整理病の治療中。治りにくい病なので、どうぞお気をつけて。

https://jazzguitarnote.info/2018/07/30/yamai/

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