Jazzでもelixir弦?

普段使っているエレキギターには、いづれもelixirを張っています。この弦を開発したW. L. Gore & Associates, Co., Ltd.は技術力を武器に、機能的かつ魅力的な商品を数多く生み出している企業。elixir弦も、まさに隙間を突いた発明品で、ギター界ではちょっとした事件となりました。

https://www.elixirstrings.com/

「elixirは音が良くない」という方もいらっしゃいますが、エフェクター使う前提の場合、私はあまり気になりません。むしろ張り替えを怠ってサビ始めた弦を使った時の残念ぶりを考えたら、もう他の弦には戻れないかな。時間と懐に余裕があって、1週間くらいで頻繁に張り替えられるなら、他の選択肢を考えるかもしれないけれど。

コーティングされていない多くの弦は、数時間も弾いているうちに錆が浮いてきて、弾き心地も音色も、瞬く間に劣化してゆきます。新品時のキラキラした素晴らしい音色も束の間の命なんですよね。その点、elixirは素晴らしい。半信半疑ながら最初に使った時は、革命に近い衝撃がありました。コスパだって、使用期間の長さを考えたら断然お得です。

 

■フルアコは1-2弦だけelixirに

ストラトに関しては全弦をelixirにしています。フルアコは、巻弦にフラットワウンドを使いたいのですが、elixirにはフラットワウンド弦がない。よって、巻弦でないプレーン弦の1〜2弦のみ、elixirの単品弦を購入して使っています。

単弦セット

elixirのプレーン弦には、コーティングとは違ったAnti-Rust(アンチラスト)という、言葉通り(rust=サビ)の耐腐食加工技術が施されています。詳細は、本国サイトにも「革新的な防錆メッキ(an innovative Anti-Rust Plating)」としか記載がなく、分かりません。

アンプ直結の生音勝負になるフルアコの場合、特に巻弦(太い弦)の弾き心地や音の表情が大事になってきます。もしelixirのフラットワウンド弦が出たら、試してはみるけど、全弦をelixirに切り替えるかどうかはモノ次第ですね。

 

■ニセモノが出回っている!

どうやらelixirのニセモノが流通しているらしいです。その対策もあってかelixirは少し前にパッケージも刷新しました。見極め方法について紹介するホームページやYouTubeがあるので、参考になさってください。ただニセモノを出しているのは1社だけでもないようで、見分けるのも容易ではありません。

旧パッケージ

安全な方法は正規販売店で買うこと(リアル店舗、ネット販売ともに)。特にamazonや楽天などの出店型のネット販売は、出店者が信用できるお店かどうか見極めること。怪しい出店者の場合、掲載されているパッケージ写真の商品が届くかどうかも分かりません。

 

■ elixirエレキ弦は3種あるけど?

elixirのエレキ弦には3種類ありますが、プレーン弦は同じなので、フルアコでプレーン弦だけ使用する場合は、気にしなくて大丈夫です。

一応、簡単に3種類の違いに触れておくと。

(1)POLYWEB(1997-)

・比較的厚めのコーティング

・極めて滑らかな感触。弾き心地に違和感を持つ方もいる。

・落ち着いた上品な音色。暖かみのある音色

 

(2)NANOWEB(1999-)

・POLYWEBより薄いコーティング(POLYWEBの1/3ほど)

・滑らかな弾き心地。

・くっきりとした音色

 

(3)OPTIWEB

・NANOWEBよりも更に薄いコーティング

・よりノンコーティング弦に近い感触

・クリスピーな(=よりパリッとした) 音色

 

私が現在ストラトで使用しているのはNANOWEB(010、013、017、026、036、046セット)です。フルアコ用に単品買いで使っているのはNANOWEB (012、016)です。

 

■手入れについて

本国サイトを見ると下記の記載がありました。

・弾いた後は乾いた布で汗・埃を拭う

・クリーナーや潤滑油の使用は勧めない。

 

■弦の張り替え時は?

「生きてる弦」と「死んでる弦」の比較音源が、elixir本社サイトに載せてあります。この生きている弦(=張りたての弦)の音源と自分のギターの音を聞き比べると、elixirとて時間とともに確実に劣化していることが分かり、張り替えたくなります。

死んでいる弦のサンプル音源

生きている弦のサンプル音源

https://soundcloud.com/elixirstrings/live-string-sample

 

■ 他社のコーティング弦について

他社からもコーティング弦が出ている様子。試してみたらと思うものの、意外にブランドスイッチ出来ないもの。何かのキッカケで入手する機会があれば、実験記事を掲載します。

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